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6.87点(レビュー数:8人)

作者九井諒子

巻数14巻 (完結)

連載誌ハルタ:2014年~ / エンターブレイン

更新時刻 2015-01-22 20:06:18

あらすじ ダンジョンの奥深くでドラゴンに襲われ、金と食料そして妹を丸呑みにされてしまった冒険者・ライオス一行。妹が完全に消化される前に一刻も早く救出する為、食料をダンジョン内で自給自足で調達しながらドラゴンの討伐を目指す。スライム、バジリスク、ミミック、襲い来る凶暴なモンスターを倒し食べながらダンジョンを踏破する旅が始まる。

備考 2015年度コミックナタリー大賞・第1位、このマンガがすごい!2016(宝島社)・オトコ編1位、THE BEST MANGA 2016 このマンガを読め!・第1位、 全国書店員が選んだおすすめコミック2016年度・第1位

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この漫画のレビュー

10点 gawaさん

[ネタバレあり]

久井諒子さんの作品をいくつか読ませて頂きましたが…

ファンタジーとリアリティの
ミックス加減が超絶、絶妙なんですよね!!
天才です!!
実際に異世界に転生した経験あるんじゃないかな
この人…www

中世RPGの世界が現実にあったらこんな感じ…
という世界観の表現者として先駆け的な存在というか…

不思議を不思議にしておかないで、
現実レベルまで落として世界を緻密に理屈っぽく描いてくれるので
ファンタジー世界が良くも悪くも親しみと生活感に満ちています。

ダンジョンの中の
架空の魔物を狩猟して、調理して、料理として食すのですが
不思議なリアル感があり、味が少し想像できてしまうというか…
食べてみたいというか…

「狩猟もの漫画」??「グルメ漫画」??「ファンタジー」
というケミストリーがうまく調和しています。

グルメ部分とは別に
メインストーリーもあって、
そちらの方も、さまざまなファンタジー世界ならではの
人種の価値観の違いが絶妙なリアル感をともなって折り重なって
進行しており、非常に楽しいです。

エルフという人種の人生観などは
この作品が元祖となって、他の作品に反映されている気がします。
※寿命が余りにも長いため、知識量と反比例して
 体感時間や精神年齢の成熟が著しく遅い…etc

お腹が空いて、ドキドキワクワク
たまにダークファンタジー
そんな珠玉の作品です。

九井先生のその他の短編集も
先生独特かつ独自の世界観が楽しめるので是非^ ^

ナイスレビュー: 1

[投稿:2021-05-04 01:02:52] [修正:2021-05-04 01:02:52]

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