あらすじ
極限まで科学技術が発展した人類の引き起こした「火の7日間」と呼ばれる最終戦争により、文明が滅びた後の遠未来世界が舞台となる。人々は発掘される戦争以前のオーバーテクノロジーを利用しつつも、基本的には中世的な生活を送っている。腐海と呼ばれる、巨大な菌類・苔類・シダ類からなる森、そこに棲む蟲(むし)と呼ばれる巨大節足動物群。人々はそれらに脅え、あるいは畏れ敬いながら生きている。
主人公ナウシカは、腐海のほとりにある、辺境の小国「風の谷」の族長の娘である。本作品では腐海や蟲をも愛する心優しいナウシカが様々な人々と出会い、艱難辛苦を重ねて成長し、自らと世界の運命、そして世界の真実の姿に向き合い、受け入れていこうとする姿が描かれていく。
(wikipediaより)
この漫画のレビュー
10点 はげおやびんさん
小学生の高学年の頃だっただろうか友人の家でこの漫画を手に取った
その時は時間がなくて全然読めなかったんだが、独特の世界観や絵のタッチがすごく印象に残った記憶がある
宮崎駿という名前などまったく知らなかったのだが、
思い返すとこの漫画からアニメージュという雑誌を知り世の中にはアニメ雑誌っていうものがあることや
この作者が未来少年コナンやカリオストロの城などの作品を作った人だということを知ったりしたということもあって
作者やスタッフなどにも注目するようになっていった自分にはオタクの入り口になった作品だったと思う
結局コミックを買い始めたのは中学生になってからだったとは思うが、とにかく続きが読めないのでこの作品は完結しないんじゃないかと思っていた
内容に関してはテーマ、ストーリー、デザイン、設定など自分にはどストライクなんだが
実は一番好きなのは戦闘シーンだ
ミリオタでもある作者が描く戦闘シーンは非常に緊迫感があっていつ読んでもドキドキハラハラして熱くさせてくれる
特に3巻のサパタ攻防戦は大好きで何度も読み返した記憶がある
(3巻から以降がなかなか発売されなかったこともあるが。。。)
ただそれ以降はだんだんテーマ性が強くなっていって話を流すような感じになり
登場人物達や主人公であるナウシカも魅力がなくなっていくのがちょっと残念かな
先日、宮崎駿さんが長編アニメーションからの引退会見をされました
改めてこの作品を読み直してみて感じたのはこの作品が宮崎駿の出発点でありまた終結点であるのかなと感じることだ
作品の中には以後のジブリ作品のエッセンスがすべて詰め込まれているし
結局、宮崎駿監督は漫画『風の谷のナウシカ』という作品を超える自分の表現をしようと映画を作り続けたができなかったんじゃないんだろうか
なので年月はかかったかもしれないがこの作品は完結したんだろうと思っている。。。。考えすぎかな
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[投稿:2013-12-29 13:15:27] [修正:2013-12-29 15:37:05]