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7.57点(レビュー数:7人)

作者渡瀬悠宇

巻数18巻 (完結)

連載誌少女コミック:1992年~ / 小学館

更新時刻 2009-11-25 06:34:16

あらすじ 主人公の結城美朱は親友の本郷唯と、図書館で見つけた「四神天地書」本の中に入ってしまう。その本の中の世界を守って自分の世界に戻るため、彼女を助ける朱雀七星士とともに力を尽すこととなった。

備考 1995年〜1996年にかけてテレビ東京系列にてテレビアニメ化されたほか、ゲーム化・CDブック化・小説化など多岐にわたってメディアミックスされ、全シリーズの販売累計は2000万部を超える人気作である。
2003年より新シリーズ『ふしぎ遊戯 玄武開伝』がスタートされている。

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この漫画のレビュー

10点 さん

<コミック18巻所持>

小学生から中学生に上がるころに夢中になって読みました。
ファンタジーというジャンルに興味をもつきっかけになった漫画です。この漫画の前作の「思春期未満お断り」から作者のファンで、渡瀬作品は全部コミックを買っています。この作者の伝えたいことの根本が自分にすごく合ったんだと思います。

また、キャラの描き分けの上手いこと。女性漫画家にありがちな髪型が違うだけ、若干つり目?などの微妙なものではなく、髪型が変わろうが、服装が変わろうが、一発で誰が誰か分かります。おっちゃんもちゃんとおっちゃんに見える!
中学生のときはせっせと模写していました。

また途中で仲間が死んでしまったり、悪役も単に悪役ではない、というところが20年前の私には新鮮でした。

少女漫画なので、恋愛要素も多いですが(性描写も多い)、バトルシーンも見応えがあります。本来は13巻で終わりですが、本の世界から戻ってきたあとの14巻からは要らなかったかなぁと読み返すと思います。それは、やっぱり鬼宿が好きだから、魏だと違和感があったからでしょうか。美朱もそれは感じていましたが。
あとは私が翼宿好きだったので、美朱との展開はショックでした(笑)

絵も綺麗し、ちょいちょいはさむギャグも好き(大阪人ノリです)、読者を説得させるだけのストーリー展開と見せ方はさすがです。

四神のそれぞれの巫女のお話で、これは朱雀と青龍です。玄武の話も終わり、最近、白虎編が異聞という形で雑誌に掲載されました。
20年以上の時を経て、全ての物語が完結するのが、楽しみです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-03-17 11:43:11] [修正:2015-03-17 11:43:11]

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