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8点(レビュー数:8人)

作者村上もとか

巻数24巻 (完結)

連載誌週刊少年サンデー:1981年~ / 小学館

更新時刻 2009-11-25 06:34:28

あらすじ 剣道日本一を達成した夏木夫婦の元に男の子が生まれる。6月3日の4時に生まれたことから、その男の子は、六三四はと名付けられた。六三四は両親の影響で4歳で剣道を始める。六三四が小学校1年生の時、六三四の父親・夏木栄一郎の首に先輩の東堂国彦の鋭い突きが決まり、栄一郎はその大会で優勝するものの、その突きが原因で死んでしまう。それ以来、東堂国彦に対する恨みなどもあるが、剣道を通して精神的に成長していく六三四。そして東堂国彦の子・東堂修羅は六三四の最大のライバルとして互いに切磋琢磨していく。

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この漫画のレビュー

9点 gundam22vさん

「岩手の虎」と言われた父を
目指す少年の王道剣道漫画。
何故こんなにレビューが少ないのか、ってくらい
出来が良い作品だと思います。
読んだのは随分前ですがのめり込みました。

読んだことない人は絵柄がやや古いですが、読んで
欲しいと思います。剣道漫画でこれより上はおそらく
ないのではないかと思いますし。

画力、演出に力がありますし、話も途中でとんでもないことが
起こって、主人公六三四の運命が変わるのに驚きました。
キャラの豊富さ、人物の心理など丁寧に作られています。

最終的には子供から高校生まで成長します。最初は暴れん坊だったのが、あれだけ人間が出来た好青年になるとは(ライバル達も子供の頃小汚かった奴を含め成長してます)。憎んでいた東堂を「先生」と素直に呼べるようになった時には感心しました。

かなり強くなりますが、社会人含めるとまだまだってところで終わったのはリアルでした(六三四無双で終わりってところで
ないのが良かった)。

最近作者が「JIN」でまたヒット飛ばしてると聞きましたし、それも完結したので読みたいですが、その作者らしい素晴らしい作品だと思います。今読むと多少古いのと汗臭いですが、それはそれで心に訴えるものであり、通じると思います。ややお色気カットが多い方が若干気になりましたね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-01-30 16:47:14] [修正:2011-01-30 16:47:14]

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