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5.8点(レビュー数:5人)

作者青山剛昌

巻数1巻 (完結)

連載誌短編集:1994年~ / 小学館

更新時刻 2009-11-25 06:34:33

あらすじ 青山剛昌の初期短編集。野球ものあり、探偵ものあり、SFあり…いわゆる青山まんがの原点となった8本の短編を収録。まんがのおもちゃ箱だ!!

備考 短編集のため連載開始年には発行年を記載。
『青山剛昌短編集』として発売されたコミックスは以下の3種が存在する。
・少年サンデーコミックス(1994年2月15日発行 ISBN4091231721)
・少年サンデーブックス(2000年1月15日発行 ISBN4091218466)
・小学館文庫版(2003年10月発行 ISBN4091934811)
少年サンデーコミックスにおいては、読み切り作品を中心に収録。少年サンデーブックス版と小学館文庫版では、全6話の『4番サード』と雑誌未掲載作品『さりげなくルパン』を加えた『青山剛昌短編集 4番サード』として発売された。尚、文庫版には最後に二宮清純による寄稿エッセイが載せられている。

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この漫画のレビュー

7点 鹿太郎さん

『名探偵コナン』の青山剛昌先生のその名の通りの短編集。

収録作品の中でも自分が気になったのは天才高校生発明家とその年上の恋人のタイムマシンものである『ちょっとまってて』。
青山先生のデビュー作であり新人賞受賞作で、プロットがよく練られたSFです。

『コナン』の遅々たる展開に辟易してる人も多いと思いますがこの作品にはそんな面影は微塵も無く、新人作家らしい瑞々しさがあふれています。
線自体はまだまだ危いですが、それを補って余りあるアイデアと勢いがこの頃の青山先生にはありますよ。

ラストもポンとひざを打ちたくなるほど綺麗に収められています。

この短編集があるから、自分はまだ青山先生を諦められません…

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-06-09 18:22:37] [修正:2006-06-09 18:22:37]

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