ホーム > 少年漫画 > 月刊コロコロコミック > あまいぞ!男吾

9点(レビュー数:5人)

作者Moo.念平

巻数16巻 (完結)

連載誌月刊コロコロコミック:1986年~ / 小学館

更新時刻 2009-11-25 06:35:40

あらすじ 義理人情を何よりも大切にする少年「巴男吾」の日常、成長、青春を描く。ドラマ「あばれはっちゃく」の影響を強く受けている。小学生編:男吾とヒロイン・奥田姫子、家族、級友、町内の人などを交えた人情話がメイン。中学生編:全寮制の十文字学園を舞台とし、教師、先輩、転校生などと壮絶なバトルを繰り広げる。青春編:高校入学直後に離れ小島の小学校「轟学園」「教師」として派遣させられる。そこでの子供達との触れ合いを描く。その後、唐突にケンカトーナメント編に突入。

備考 復刻版:英知出版より全3巻。続編読み切り:英知出版「トラウママンガマガジン」創刊号に男吾の息子を主人公にした「だんじて!男児」が掲載。

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この漫画のレビュー

10点 斬一さん

「復刊ドットコム」の復刊リクエスト投票数が堂々の360票超えという結果からも分かるとおり
少年時代にリアルタイムで読んでいた人は、その魅力にどっぷり浸かっていたはず。
「少年」が憧れるものを全て詰め込んだ作品。
小学生編は純粋な人情話が主体だったが、終盤間際にバトル編を描いたところ大好評。
急遽続行が決定し、中学生編は格闘技とバトル主体の話になる。
高校生になったかと思いきや、離れ小島の小学校に「教師」として赴くことになる。
再び小学校での人情話ののち、ファンの間では無かった事にされている「ケンカトーナメント編」で終了。

とにかくキャラの作り方が秀逸だと思う。
男キャラ女キャラに関わらず、登場人物の魅力に取り付かれる。
作者自身が述べているが、「あばれはっちゃく」と共通の精神が流れている。

多分、大人になってからではこの漫画の真の魅力は分からない。
そういう意味で、多感な時期にこの作品に出会えたことを感謝したい。

10点は高すぎ、と思うかもしれないが、少々のアラなど目を瞑らせてくれる魅力を持っているので良し。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-09-21 20:06:11] [修正:2006-09-21 20:06:11]

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