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4.8点(レビュー数:5人)

作者雷句誠

巻数1巻 (完結)

連載誌短編集:2003年~ / 小学館

更新時刻 2011-04-16 01:13:42

あらすじ 主人公・玄米は日本刀で病気を斬りふせる「仙医十二経剣」の後継者。だが、腕はまだまだ未熟で、今日も患者の経穴(ツボ)と一緒に髪の毛まで斬ってしまう始末だ。そんな玄米が、ある日学校で幼なじみの"わらび"と出会って声をかけるが、彼女は涙をため、手をふるだけで走り去ってしまう。実は、彼女は咽(のど)に難病をかかえていて、まもなくドイツへ長期治療に行くとのこと。それを知った玄米は刀を抜いて、わらびの教室へと走るが…

備考 短編集のため連載開始年には発行年を記載。

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この漫画のレビュー

5点 十歩神拳さん

漫画家、雷句誠の原点にして、この人の個性が凝縮されたタイトル。

表現は稚拙だし、絵もお世辞にも上手とは言えません。キャラクターの表情には柔軟さが無く、極端に喜怒哀楽を表しただけの数パターンしかありません(ババーンに至っては全部同じ顔です)。

しかし熱さはジュビロ先生に匹敵します。
魂がこもっています。
ギャグセンスも飛びぬけています(主にババーン)。

これらの面はこの頃から一級品だったし、それだけで本作には一読(特にババーンは必読)の価値があるでしょう。


例のガッシュ事件で雷句先生のこれらの持ち味まで消されてしまったことが残念でなりません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-05-11 13:27:17] [修正:2010-05-12 14:29:26]

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