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6.87点(レビュー数:8人)

作者今市子

巻数30巻 (連載中)

連載誌ネムキ:1995年~ / 朝日新聞出版(朝日ソノラマ)

更新時刻 2009-11-25 06:37:08

あらすじ 強い霊能力のあった祖父、飯嶋伶。その血を継ぐ律にも、この世のものでないモノが見える。律と妖魔たちが共存する、恐怖とユーモアが絶妙にブレンドされた物語。

備考 2006年(平成18年)、第10回文化庁メディア芸術祭・マンガ部門優秀賞を受賞。2007年に日本テレビ系列でテレビドラマ化。朝日ソノラマは、2007年に廃業・会社清算。既刊の書籍・雑誌は朝日新聞出版が継承。

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この漫画のレビュー

6点 Mサトゥーさん

文庫版10巻まで読んだ感想です

祖父から霊力を受け継いでしまった主人公が、自分の能力に振り回されながらも、異界の住人と
折り合いをつけて日々を過ごす話です。

タイトルは本格ホラーっぽいですが、自分には「少し不思議な話」くらいな感じでした。
おどろおどろしい話もありますが、割合としては多くないように思われます。

現代を舞台にして古風な雰囲気のなかで送られる主人公達の日常はどこか新鮮です。
繊細な絵で描かれる妖魔は時に美しく、時に滑稽で飽きがきません。やたら祓ったり倒したりしないのも◎です。
主人公の家族や親戚たちも魅力的で、特に主人公の父親(?)と叔父さんがいいキャラしてます。

絵柄は非常に綺麗なのですが、顔の描き分けが微妙で見辛い時があるので-1点です。
たまに複雑な話があり、自分は完全に理解するために読み返しが必要でした。
民俗学などを知っていればもっと楽しめたかもしれません。

良作です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-02-25 00:32:04] [修正:2009-02-25 00:32:04]

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