この漫画のレビュー
7点 朔太さん
水谷修氏の活動をモチーフに漫画化されている。したがって、水谷氏自身の姿勢や
思いにフォーカスされやすいが、漫画としての意義は、登場する子供たちの背景だろう。
どの子供たちも幸福を間違いなく渇望している。
覚せい剤や不良行為は、結果として不幸を招きこむのだが、当事者は幼いのだ。
そうせざるを得なくて悲惨な結果を招く。
止めるべきは社会であり大人なのだが、特に親なのだが、多くの私を含めた大人は
自分一人の力の無力さを知っており、政治や社会や役所、学校にその解決を委ねることで逃げる。
水谷氏の行為に対して売名行為だの胡散臭いだの批判も多いが、ならば問いたい。
「あなたに解はありますか?社会の向上にあなたは何を貢献しますか?」
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[投稿:2013-08-12 11:51:42] [修正:2013-08-12 11:51:42]