ホーム > 青年漫画 > 週刊ヤングマガジン > ゴリラーマン

7.33点(レビュー数:9人)

作者ハロルド作石

巻数19巻 (完結)

連載誌週刊ヤングマガジン:1988年~ / 講談社

更新時刻 2009-11-25 06:37:42

あらすじ ある日白武(しらたけ)高校に転校してきた池戸定治は、徹底した無口(というかまったく喋らない)ながら、なぜか不良グループと気が合い、外見から「ゴリラーマン」というあだ名を進呈され、行動をともにする。
実は、ゴリラーマンはケンカをすれば並の不良では全くかなわない強さであり、これまでいた学校では必ず問題を起こし、転校に追い込まれてきたのだった。しかしながら、普段は無口でほとんど自己主張がないため、仲間たちはゴリラーマンの恐ろしさに気づかない。そんなゴリラーマンの周囲で巻き起こる騒動をシュールなギャグと共にときにシリアスに描かれている。

シェア
Check

この漫画のレビュー

8点 drop itさん

いわゆる不良漫画は結構好きで色々読んでいますが、この作品が一番です。

登場人物のセリフ・リアクションがミョーにリアルで良いですね。特に前半、劇画(?)タッチの時期は、リアルさが半端じゃない。そんな中、主人公のみ無表情かつ喋らないシュールな状況が、却って作品としての面白さにつながっています。

後半になると絵柄が一気に見やすくなってしまうのでリアル感も半減するのですが、まあ後半は喧嘩モノとして読めばそれとして楽しめます。

ワンパンチで人が彼方へ吹っ飛ぶシーンなど、後の漫画へも多大な影響を与えた不良漫画の名作。

「ザッワナニーナウ フリーダアムッ」最高です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-05-12 10:56:10] [修正:2011-05-12 10:56:10]

ゴリラーマンと同じ作者の漫画

ハロルド作石の情報をもっと見る

同年代の漫画

週刊ヤングマガジンの情報をもっと見る