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6.07点(レビュー数:13人)

作者森山大輔

巻数13巻 (完結)

連載誌ヤングキングアワーズ:2005年~ / 少年画報社

更新時刻 2009-11-25 06:38:41

あらすじ 2年前に死んだはずの叔母・天音から写メールを受け取った天海陸は、その場所が写っている廃病院へと駆け込む。しかしそこはヤンキーの溜まり場で、いきなりピンチを迎える。そんな時、幼い頃の顔馴染みである武部洋平と、ちょっと変わった美少女・有栖川レナが窮地を救い難を逃れたと思われたが、携帯電話の着信に出たヤンキーたちが突如化け物に変貌する。驚愕する陸だったが、助けてくれた2人はその化け物らを『棺守(カンシュ)』と呼び、『刃旗(ジンキ)』という武器で殲滅していく。『棺守』から逃げようとする陸であったが追い詰められ、殺されると思ったその時、謎の繭から発せられた光が『棺守』の体を滅ぼしていった・・・。

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この漫画のレビュー

5点 朔太さん

[ネタバレあり]

複雑な説明で世界感を語ろうとするのだけれど、登場人物が
多すぎるので、理解は未消化のまま終わりました。
しかし、侵略者とその後の処理で、世界が嘘になって
しまったという点では、大筋でサプライズを与えて
くれました。この世界感がたまらなく楽しめた方は、
評価が高いでしょう。

もう一つは、主人公を取り巻く人間関係が、コンプレックス
と近親的愛憎にまみれていて、これが苦痛に感じる読者と
これを魅力と感じる読者で評価が分かれると思いました。

私は、残念ですが、世界感でも人間関係でも、感情移入できる
タイプではなかったようで、相当の速度で読み飛ばして
しまいました。

それでも最終巻近くでは、「優しいウソの世界」という
表題通りの共感を覚えましたので、そこそこ満足できる
できばえだったと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-10-16 20:09:15] [修正:2016-10-16 20:09:15]

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