ホーム > 不明 > SFアニメディア > サイボーグ009

8点(レビュー数:10人)

作者石ノ森章太郎

巻数36巻 (未完終了)

連載誌SFアニメディア:1964年~ / メディアファクトリー

更新時刻 2010-03-16 21:31:52

あらすじ 少年鑑別所を脱走した島村ジョーは謎の男たちに捕らえられ、サイボーグにされてしまう。謎の男たちは世界の影で暗躍する死の商人・黒い幽霊(ブラックゴースト)団の手先だった。ブラックゴースト団は画期的な新商品・サイボーグ兵士の試作品としてジョーをサイボーグに改造したのである。その名も009。だが彼は、同じくゼロゼロ・ナンバーを付けられた8人のサイボーグと、自分たちを改造したギルモア博士とともにブラックゴースト団を脱走する。人の心を持ちながらヒトでも機械でもない存在となった悲しみを胸に、サイボーグ戦士たちはブラックゴーストの野望を打ち砕くために戦い続ける。

備考 「週刊少年キング」で連載開始され、その後「週刊少年マガジン」、「月刊少年ジャンプ」、「COM」、「週刊少年サンデー」、「月刊マンガ少年」、「少年ビッグコミック」、「SFアニメディア」など複数の出版社・雑誌で連載された。
上記巻数はMFコミックス版に準拠。

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この漫画のレビュー

10点 朔太さん

幼少期に巡り会った少年ならば誰でも、終生影響を受け続けざるを得ないと確信するほど、
力強い発信力を持っていた。
9人の仲間の国籍も超能力もそれぞれが異なっており、異なる個性がある。
人の心を持ちながら、人でも機械でもない存在の悲しみを、彼らに語らせていた。
さらに、001はなんと0歳児である。こんな着想が50年前に存在したとは。

少年たちは自分だけの空想の世界に浸るために、9人の名前に始まり、超能力、誕生日まで
調べ、競って記憶しただろう。ウルトラマン怪獣やエピソードを記憶するごとく。
超能力やサイボーグを日本という国に定着させた功績は、理科系少年を多くこの国に育てた
一因になったというのは暴論だろうか?
少なくとも私は、この漫画のゆりかごの中で育ったと断言できる。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-02-13 17:27:30] [修正:2016-02-13 17:27:30]

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