ホーム > 少女漫画 > Kiss > …すぎなレボリューション

7.5点(レビュー数:2人)

作者小池田マヤ

巻数8巻 (完結)

連載誌Kiss:1999年~ / 講談社

更新時刻 2009-11-25 06:39:49

あらすじ 十路の声もささやきだしたバージンお局・倉井すぎな。
突如の初体験からレボリューションの開始!
いろんな事が巻き起こります。
さてさて最後はどうなるのやら・・・。

ストーリー4コマ。

備考 新装版(講談社 2005年)全3巻

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この漫画のレビュー

7点 milmilky25さん

13年くらい前に6巻まで読んだ記憶はあったんだけど、アマゾンのレビューで「予想できないラスト」とあり、気になって中古で全巻購入、読み返しました。
今読むとふた昔前の漫画ですね…いやでも古さをあまり感じさせずに読めるんですけど。
すげ?セクハラ、DV、パワハラ普通に起きてます。
女子社員がお茶くみとか恐竜が出てきそうなくらい昔に感じますね。

それはさておき、嫌いな登場人物の多い漫画です。
まず主人公の倉井。カッコイイと思ったのは忘れ物騒動の時に機転を利かせた対応だけ。あとは基本的にイヤな女だと思う。(ことに恋愛においては)
広川、家村も嫌いなんだけど彼らのダークサイドは倉井が引き出したようなもんじゃないのかな?
辛い事や厳しい言葉で傷ついたけど私負けないわ的な空気が常に漂ってて自分酔い気味・もしくはドMかと思う。
あと突然登場した川村、堀の存在意義とは。
個人的には男女のどつき漫才みたいなイチャつきは苦手です。
作者は全体的にはっきりと物を言う(時には無礼なほどに)ことを正義としてるのかな。

逆に好きな登場人物は日置と三好。
二人にくっついてほしいとは思いませんでしたが、
日置の2枚目すぎないところや、逞しさは称賛したい。
三好は悪口ボキャブラリーが豊富だし何かと切れ味鋭いところが良い。

悪口ばっかり書いてるようですが漫画としてはうっかり読みふけるほど面白いです。
最初の伏線もきちんと回収し、山場も作り、素晴らしいラストが待っています。
おすすめ。読んで損はないと思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2018-07-29 21:16:36] [修正:2018-07-29 21:16:36]

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