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10点(レビュー数:1人)

作者さだやす圭

巻数28巻 (完結)

連載誌モーニング:1990年~ / 講談社

更新時刻 2009-11-25 06:39:52

あらすじ 9月場所初日、新横綱播磨灘は仮面をかぶって土俵入りに登場、人々を驚かせる。さらに、双葉山の69連勝を破ること、今後一度でも負けたらその場で引退することを宣言する。相撲協会の怒りを買い、全幕内力士を敵にまわして、播磨灘の快進撃が始まる。

備考 アニメ化され、1992年にテレビ東京系で放送された。

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この漫画のレビュー

10点 朔太さん

一度でも負ければ即引退、の宣言から始まる極限状態での格闘技型相撲漫画です。

播磨灘の奔放なワンマンぶりは、回を増すごとに拡大し、オーラを感じるくらいです。
セリフもその内なくなってしまうのは、喋らない王者の方がすごみがあるのですね。

一戦ごとに敵役の覚悟や本気ぶりの背景をキチンと示して戦いを盛り上げた後に
決戦となりますので、何といっても取り組みが楽しみになるわけです。
もちろん負けたら終わりなので、播磨灘が負けるわけがないのですが、
それでもワクワクドキドキの格闘技の真髄が味わえました。

相撲協会を否定する一力士の反乱としても、今では荒唐無稽ではない話ですし、
相撲自体も有り得ない勝負ではない現実味のある範囲で、これだけ楽しませてもらえました。
一生記憶に残る漫画でした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2018-10-01 20:13:20] [修正:2018-10-01 20:13:57]

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