ホーム > 青年漫画 > モーニング > 特上カバチ!! -カバチタレ!2-

6.33点(レビュー数:3人)

作者東風孝広

原作田島隆

巻数34巻 (完結)

連載誌モーニング:2005年~ / 講談社

更新時刻 2009-11-25 06:40:52

あらすじ 「カバチ」とは広島弁で、文句や屁理屈のこと。法を知れば、それまで泣き寝入りしていた人もカバチをタレて(言って)、自分たちの生活を守ることができるのだ。 主人公の田村は、行政書士の大野と出会ったことでそのことに気づき、大野事務所に入所した。そんな田村が補助者として積んださまざまな経験を綴ったのが前作『カバチタレ!』。そして、試験に合格し晴れて行政書士となった田村が、新たに登場する女行政書士・住吉美寿々とともに、これまで以上にカバチをタレるのが『特上カバチ!!ーカバチタレ!2ー』である。

備考 「カバチタレ!」の続編。

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この漫画のレビュー

7点 朔太さん

「ナニワ金融道」は青木雄二氏が築かれた裏金融界
独特のえげつなさが持ち味でした。
「カバチタレ!!」ではそのえげつなさをトーンを落として
継承しつつ、金融トラブルを表面的には法的手段で解決し、
実は裏手段で爽快に解決してくれる様が売りでした。

本作品は「カバチタレ!!」の続編ではありますが、
内容的にはネタが尽きたのか、展開に変化が見られます。
ライバルとなる新しい女性行政書士の登場は新鮮で
結構でしたが、全体にマイルドなんですね。
女性行政書士らは正攻法でいきますので、えげつない
戦いがなくなりがちです。

その点で満足度が減ってしまいましたが、ドラマ性は
相変わらずというよりパワーアップして、読む手が
止まらない感じです。
時代を経て、青木氏の世界も進化していくということでしょうか。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2023-02-09 09:49:28] [修正:2023-02-09 09:49:28]

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