ホーム > 少女漫画 > なかよし > キャンディ・キャンディ

7点(レビュー数:5人)

作者いがらしゆみこ

原作水木杏子

巻数9巻 (完結)

連載誌なかよし:1975年~ / 講談社

更新時刻 2009-11-25 06:42:29

あらすじ 20世紀初頭のアメリカ中西部およびイギリスを舞台に、明るく前向きな孤児の少女キャンディ(キャンディス・ホワイト)が、周囲の出自への偏見に負けず人々の愛情を受けて成長する過程を描くビルドゥングス・ロマン。

備考 漫画史に残る大ヒット作であるにもかかわらず、諸般の事情により
単行本からグッズまで全て絶版・生産中止になっており入手困難。

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この漫画のレビュー

7点 kikiさん

子供の頃はアニメしか知らず、漫画版を読んだのは大人になってから。
キャンディってばまだ十代なのにめちゃめちゃ波乱万丈な人生を
歩んでてビックリ。9巻の間にジェットコースターばりに色々起こり
すぎて一気に読んでしまいます。

そして大富豪の養女になったり、イケメンにモテモテというラッキーさが
チャラになりそうな程の不幸っぷり。実をいうと子供の頃はキャンディの
めげない元気さがふてぶてしく感じてあまり好きじゃなかったです、が、
大人になって読むと、あんな辛い出来事の中人々に明るさを振舞うのって
物凄くパワーがいるし偉いなぁと思い直しました。
まぁ宿直サボリだけはどうかと思うけど。

「なかよし」で掲載されてたせいか、登場人物の心理描写は細かくないし、
ハッとさせられたりするものはないけれど、少女の憧れのお金持ちの
きらびやかさと様々な恋模様、意外にも綿密に下調べされた当時の欧米
社会の様子など楽しめる要素は盛り沢山かと。

原作者によるその後のキャンディ達を書いた小説作品があるみたいだけど、
そこまでディープなファンじゃないから読んでません。
アルバートさんとどうなったか気になるぐらいかな。(小説では触れ
られてないみたいだし)

それにしてもキャンディ裁判まだ決着がついてなかったのですね。
裁判終わってもいがらし先生が判決を無視するから終わらないし。
不謹慎ですがどちらかが亡くなるまでか、著作権が切れたら普通に
読めるようになるのでしょうか?
面白い作品だけにもったいない!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-09-20 19:49:35] [修正:2011-09-26 00:58:31]

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