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7.43点(レビュー数:37人)

作者福本伸行

巻数28巻 (連載中)

連載誌近代麻雀:1991年~ / 竹書房

更新時刻 2012-08-21 12:47:39

あらすじ 昭和33年。雨降る夜にある雀荘に偶然入りかかった一人の少年がいた。彼こそ後に神域の男と呼ばれ裏社会に伝説を作る男、赤木しげるであった。

備考 「天〜天和通りの快男児〜」に登場する、赤木しげるの過去を描いたスピンオフ作品。

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この漫画のレビュー

9点 朔太さん

”天”で壮絶な人生観を語った赤木しげるのスピンアウト作品。

圧倒的な強運、豪腕、支配力の権化である鷲巣 VS 悪魔的知略天才アカギの麻雀勝負。

本編の面白さを麻雀の心理戦と捕らえる一面もありますが、むしろ神の領域にある

モンスター鷲巣を絡め獲る知略戦にあるでしょう。

二人の周囲にいる脇役達も一流の勝負師だけれど、彼らに真っ当な戦略を語らせた

上で、さらにその上を行く知略を重ねて読者の驚きを誘うわけです。

また、重要なのは、赤木しげるを通して語らせる死生観、ぎりぎりのところで命を

やり取りする精神の高揚こそ生きがい、

こんな狂気が究極の潔さとしてオーラを放つアカギの魅力です。

勝負の行方もさることながら人間アカギをいつまでも見ていたい。

175話まで所持。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-07-28 11:21:21] [修正:2012-07-28 11:21:21]

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