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6点(レビュー数:3人)

作者安彦良和

巻数5巻 (完結)

連載誌リュウ:1979年~ / 徳間書店

更新時刻 2009-11-25 00:44:14

あらすじ 辺境にて母とともに幸せに暮らしていたアリオン。しかし、ある日平和な時は崩れ去る。自らを陰鬱な冥府の王へと追いやった弟ゼウスとポセイドンに復讐するため叔父のハデスによって拉致されてしまったのだ。暗殺者として育てられたアリオンは・・・?

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この漫画のレビュー

6点 ガクちゃんさん

あまりの絵の巧さに当時、アニメーター志望だった私はすごく刺激された。著者の絵はそういう魔力がある。
躍動感とカッコよさと色気。
ただ、巧過ぎてなにかが足らないと思ってしまうのは私だけか。
ものの表現がステレオタイプな部分が若干鼻につくからか。
ストーリーの展開はやけにドロドロとしていて人間の業が作者の哲学をフィルターに展開されていく。作者の漫画デビュー作だが、いきなりの長編でストーリーテラーとしての資質もなかなか。この作品の直前に書かれた「シアトル喧嘩エレジー」という著者の小説も読んだ。著者の本質は若々しい熱さなのだ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-04-19 21:56:53] [修正:2009-04-19 21:56:53]

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