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6.5点(レビュー数:4人)

作者山本ヤマト

原作片山憲太郎、脚本:子安秀明、コンテ構成:降矢大輔

巻数10巻 (完結)

連載誌ジャンプスクエア:2007年~ / 集英社

更新時刻 2011-07-14 21:08:15

あらすじ 駆け出しの揉め事処理屋・紅真九郎…そして、世界屈指の大財閥の令嬢・九鳳院紫。二人の出会いが、お互いの運命を大きく変える!
 
表御三家、裏十三家、そして悪宇商会…複雑に絡まり合う人間関係と力関係。その大きなうねりの中に巻き込まれていく真九郎の運命は!?

 そして、そんな過酷な運命の中にあっても、誰もが享受すべき幸せを守るため、真九郎は今日も、日常の裏に潜む闇に立ち向かう――――!
(ジャンプスクエア公式サイトより)

備考 同名のライトノベルを漫画化した物。作者は同ライトノベルの表紙・挿絵も担当している。

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この漫画のレビュー

6点 パンダマンさん

 「紅」はそのままこの内容を示している
 鮮やかで、華やか、やさしい世界。しかし少し見方を換えると、狂気、恥知らずな外道な世界へと変わる二面性を指している
 日常の世界に潜む狂気の世界が魅力的

 でも、友達でも恋人でも家族ともどこか違う。しかしそれ以上に強い絆を持った主人公の紅真九朗とヒロインの紫の関係がやっぱりこの作品の一番の魅力だと思う。その関係が築かれるまでが大事だと思うけど、漫画ではもう出会ってしまっている・・・。
 一応、原作とアニメを観てたから予備知識があったけど、漫画から入った人はどうなんだろう。
とりあえず自分は原作知っててもオリジナルな話があるので楽しめました。
 
 原作は結構犯罪描写に緊張感があってリアル。
日本の裏の世界観がありえなさそうなくらい異常だけど、その異常な世界を納得させてしまいそうなほど文章に説得力がある。日本の裏を支えてきた裏十三家の力。人外とも言える異常なまでの力。
漫画はこういうのをどこまで表現できるか。文章以上の人外なバトルを表現できるか。二人の微妙で力強い関係を描けるか。それによって評価は変わってくる。
 今のところは満足できるくらいに面白い。原作に負けない位なら、かなり高評価に変わると思う 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-03-02 13:02:11] [修正:2009-03-02 13:02:11]

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