あらすじ 何十年かに一度、月から青い光が降り注ぐ「月打(ムーンストラック)」と呼ばれる現象が起こる時がある。そして「月打」が起こるとこの世の「おとぎ話」が狂ってしまうという。そして「おとぎ話」の世界の長老達はこれに対処すべく、「月光条例」という一つの法律を作り上げた。その内容は、「青き月光でねじれた『おとぎばなし』は…猛き月光で正されねばならない」そんな時、「おとぎ話」の世界から「鉢かづき姫」と呼ばれる者が「読み手」の世界(現実世界)に助けを求めてやってきた。そして、彼女を助けた少年、岩崎月光(いわさき げっこう)は偶然、「月光条例」の執行者に選ばれ、狂った「おとぎ話」を正すための戦いをする事になるのであった…。
この漫画のレビュー
1点 gundam22vさん
狂った御伽噺を「正す」というテーマだったのに、
いつの間にか作者の独自持論で「こうあるべき」に改変
して、これも狂わせたままにしてしまうという酷い
話だと思いました。
主人公は不良(カツアゲ、自転車倒しなどの悪行)なのに説教臭いこといつも言って、「お前は何なの?」っていう自己中心的タイプ
の人間ですし、ヒロインの男取替えまくりで主人公の気を引く、
役に立たない・空気読まない馬鹿という設定も嫌です。
基本設定も、御伽噺の人物はあくまで演技としてなのか、その作中をその役で生きているのか、という
根本すらその人・その人で設定されて
おり、それで物語を展開するので矛盾や疑問がどんどん出ます。
話も巻数の割りに一向に盛り上がって来てませんし、現時点の点数はこんな感じで。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2010-12-12 04:24:22] [修正:2010-12-12 04:24:22]