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3.68点(レビュー数:170人)

作者久保帯人

巻数74巻 (完結)

連載誌週刊少年ジャンプ:2002年~ / 集英社

更新時刻 2012-10-15 02:24:16

あらすじ ひょんな出来事から悪霊の退治者(死神)になってしまった高校生、黒崎一護と、朽木ルキアをはじめとする仲間達の活躍を描いた漫画。

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この漫画のレビュー

3点 bkさん

主人公が和服を着た「死神」になって刀を抜いて戦うバトル漫画。

とにかく展開が遅い。そしてパターンが一定で話が単調。
知恵を絞った能力バトルが展開されるかというと、それほど深みがあるわけでもない。
典型的な少年ジャンプの引き延ばしバトル漫画。
バトルに入ると一話一話が「スゴイ技」の応酬で、
各サブキャラも局所的に人気があるせいか、サブキャラにまで「スゴイ技の応酬」をさせるので、
ものすごーく話が進まない。

絵は整ってはいると思うが、特段美麗というわけでもない。
筆がかすれたような線は賛否が分かれそう。
背景はとても白い。

レビュー等を見ていると、結構本気でイラついている読者が多いように思える。
気に入らない読者は(読むなというのはまあ無体だとは思うけれど)、
突っ込みどころを探して笑い飛ばすくらいのスタンスで読んだほうがいいと思うが、
そこかしこに溢れるオサレサブカル風味が鼻につくから叩きたいという気もわからないではない。
あと、序盤は割と展開が早かったから失望する人も多いのだろう。


追記:
展開が遅いのはともかく、意味深な台詞や前フリを何個も思わせぶりに出しているにもかかわらず
秘密や伏線が明かされる際の演出がショボいのが、かなりマイナスポイントになっていると思う。
あるいは「行間を読め」とでも言わんばかりに描写不足の回想だったり
ともすれば、伏線の解消とか放棄したか忘れたかわからないけど、放置のままだったり。
そういう描写を何回もしていると、新たな謎とかをもったいつけて出してきても
「まーたどうせろくに説明せずに終わるんだろ」と思って期待できなくなってしまう。
ライブ感重視のストーリーはそこが辛いと思う。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-03-24 19:51:24] [修正:2012-06-10 23:35:02]

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