あらすじ
家庭は極貧で、ろくでなしの父親は蒸発。貧しいながらも懸命に生きてきた風太郎にとって、心の支えとなっていたのは、優しい母親と風太郎に温かく接する近所の青年であった。しかし、治療費が払えない母は病死、自暴自棄になった風太郎は盗みに走り、それを咎めた青年を手にかけてしまう。
それを機に、風太郎の考えは大きく変わる。「銭があればいいのか」。風太郎は生まれ故郷を飛び出して成長し、偶然を装って大企業の社長一家に取り入り、陰で金銭の為に殺人を繰り返すこととなる。遂には、社長一家を死に追い込み、企業の乗っ取りに成功して、政界進出をも狙う。しかし、栄耀栄華を極めた風太郎は、誰もが予期せぬ末路を辿ることになる・・・。
備考
1970年、実写映画化。
2009年、日本テレビ系列でテレビドラマ化。
この漫画のレビュー
7点 こんぴんさん
ここのレビューを見て購入しました。
松山ケンイチのドラマは見たことあるので、だいたいどんな感じの内容かは分かっていたのですが、こんな古い漫画でこんなタッチのマンガなんだ!と驚きました。
結構短い巻数でまとめられていて、一気に読めますし、このくらいの長さだからこそ良い評価を付けられると思いました。
なぜなら内容的には、一貫して同じような内容が続きますし、主人公が人を殺しまくったりと重い話だからです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2014-12-21 18:22:38] [修正:2014-12-21 18:22:38]