ホーム > 青年漫画 > 月刊ドラゴンエイジ > CHRNO CRUSADE

7.23点(レビュー数:17人)

作者森山大輔

巻数8巻 (完結)

連載誌月刊ドラゴンエイジ:1999年~ / 富士見書房(角川書店)

更新時刻 2011-04-04 21:49:38

あらすじ シスターロゼットとその従者クロノはマグダラ修道会のエクソシスト。シスターケイトのお小言も何のその・・・。今日も今日とて魔を祓うべく大騒ぎ!!ロゼットとクロノ、二人の冒険がいよいよ開幕!

備考 ※「CHRNO」の表記は「CHRONO」の誤表記。当初は月刊コミックドラゴンにて連載されていたが、同誌の休刊に伴い月刊ドラゴンエイジに移籍した。2010年1月から少年画報社より新装版が発売中(全8巻)。尚、新装版ではタイトルは修正されている。

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この漫画のレビュー

7点 十歩神拳さん

(激しくネタバレしていますので、未読の方は読まれない方が良いと思います。)


主人公のロゼットが前向きで逞しいので、同じ作者の「ワールドエンブリオ」と比べると楽しんで読めました。


新装版の作者コメントで「蛇足」扱いされていたエピローグですが、個人的には有ってよかったのだろうと思います。

今までどんな辛いことがあっても決して足を止めず走り続けていたロゼットが、最終決戦のあと年月を経て心身が弱っていき、それでも気丈に振舞っていたのに最後の最後で孤独な「死」に直面した時の姿は見ていて辛かったです。
絶望と孤独のあまり、今までのロゼット像からかけ離れた弱々しい姿をあらわにした時は本当に切なくなりました。
そして、ほんの少しの救いでロゼットが笑顔になるシーンでは感動もしてしまいました。

苦難ばかりである、最終決戦後のロゼットの決末をうやむやにせずこのエピローグをわざわざ描き足した作者の思い切りは、讃えるべきだと私は思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-04-26 12:03:16] [修正:2010-04-26 12:03:16]

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