ホーム > 青年漫画 > 週刊漫画ゴラク > 天牌 麻雀飛竜伝説

9点(レビュー数:5人)

作者嶺岸信明

原作来賀友志

巻数108巻 (連載中)

連載誌週刊漫画ゴラク:1999年~ / 日本文芸社

更新時刻 2010-06-04 15:07:14

あらすじ 主人公の沖本瞬は本物の麻雀打ちになるために大学を辞め、新宿の雀荘を渡り歩く自称?麻雀のプロ?。数々の強敵たちとの戦い、自己の成長、好敵手との出会い、友人との別れなど、麻雀に人生を捧げたものたちの生き様を描いた麻雀マンガの金字塔。

シェア
Check

この漫画のレビュー

7点 朔太さん

長編連載で全編麻雀対決の独特な味わいがします。
しかし、必ずしも典型的な麻雀漫画とも言えない部分があります。
登場人物は、いずれも天才型麻雀の打ち手であり、
定石でない待ちに突然決断しますが、
天才は直観だけでなくいくつかの根拠を持っている
はずというパターンが多いです。
その根拠には触れずですが。

典型的な麻雀漫画には、根拠のすごさで読者を驚かせる
ことが多いのですが、本作品は登場人物たちの圧倒される
ような迫力、いわばキャラの立ち方で魅せつけるのです。

波城組編では、10億円と銀座の利権を賭けて、
日本のやくざと中国マフィアの対決を描くのですが、
これが延々5巻以上を費やしたでしょうか。
その決着(61巻)が圧巻でしたので、お勧めの名場面でしょう。

長編ですが、順々に読み進めるべきとも思えません。
どこをどう切り取っても、同じテイストですので、
抜き取って読み進めるのも許されると思います。


ナイスレビュー: 0

[投稿:2018-01-11 16:52:30] [修正:2018-01-11 16:52:30]

天牌 麻雀飛竜伝説と同じ作者の漫画

嶺岸信明の情報をもっと見る

同年代の漫画

週刊漫画ゴラクの情報をもっと見る