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6.42点(レビュー数:7人)

作者遠藤浩輝

巻数19巻 (完結)

連載誌イブニング:2008年~ / 講談社

更新時刻 2009-11-25 00:46:22

あらすじ 総合格闘技『修斗』に打ち込む高校生の廻は、小学時代の友人である喬と、リングの上で7年ぶりの再会を果たす。しかし、昔は気の合う仲だった2人だが、育った環境の違いからタカシはメグルを敵視する。再会の喜びを交わすことなく、旧友同士の試合が始まってしまうのだった――。

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この漫画のレビュー

6点 punpeeさん

「修斗」という狭い題材を扱った作品。
メディア的に、今ではすっかり退廃してしまった総合格闘技ですが、その打・投・極の魅力を丁寧に、そして地味に(笑)表現している良心的な作品です。

タイトル通り、主人公はどれかが突出しているという訳ではなく、バランスの良いオールラウンダータイプ。
基本的には色々地味ですが、打・投・極の「際」を制す事でペースを作っていくというスタイルは、漫画でも実際の観戦でも見応えがあります。

作中のキャラクターの経済事情や抱える悩み等、最初から最後まで現実的な作品でした。
大きな盛り上がりや感動という部分は無かったのですが、読み終わった時に良作だったと振り返れます。

余談ですが、この作者の下ネタは気持ち悪くてガチで引くときがありますね。

修斗に想いを馳せられた方は一読の価値はあると思います。
私はヨアキム・ハンセンとジェンス・パルヴァーが好きでした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-12-05 21:37:57] [修正:2016-12-05 21:37:57]

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