この漫画のレビュー
7点 きよさんさん
「ボーイズ・オン・ザ・ラン」を読んで、この作者に傾倒しているので多少贔屓目があるかもしれませんので、ご容赦ください。
ここでも、花沢健吾の世界観が垣間見れます。
主人公は、うだつの上がらない漫画家のアシスタント。先の人生が見れず、妄想と自己の殻に閉じこもるダメダメ青年です。
恋人や恋人の元彼(?)のやさしさを真正面から受け取れない卑屈っぷり。
そんな主人公が徐々に成長し、変わっていくのかなと思った矢先(多少、伏線はありましたが…)、職場で事件が起こりそうな展開、そして、彼女の身にも。やはり、この作者は普通に話を進めません。読者を裏切ります。(と思っているのは私だけかも知れませんが)
人にもよりますが、好き嫌いがはっきりでそうな感じです。
※1巻を読んでの感想です。
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[投稿:2009-10-19 21:45:59] [修正:2009-10-19 21:45:59]