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6.25点(レビュー数:4人)

作者ハロルド作石

巻数6巻 (完結)

連載誌ビッグコミックスピリッツ:2010年~ / 小学館

更新時刻 2010-12-30 22:35:31

あらすじ エリザベス朝時代のイギリス。名声高い劇作家ウィリアム・シェイクスピアの陰には、リーという女がいた。リーは明時代の中国に生を受ける。少女時代、全てを言い当ててしまうために周囲から疎まれ、ついには父に喉を焼かれてしまう。その後、イギリスはリヴァプールのチャイナタウンに移住するが、そこでも予言の力から“黒い女神”と呼ばれることになる…。

備考 「ビッグコミックスピリッツ」にて2010年3・4合併号から連載され、2011年50号で「第一部:完」となった。休載後5年を経て「週刊ヤングマガジン」に移籍し、「7人のシェイクスピア NON SANZ DROICT」として続編再開。

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この漫画のレビュー

5点 朔太さん

[ネタバレあり]

第一部として6巻が完了しました。
しかし、続編は数年にわたり現れず、先々を見通せない
状態でしたので、ライフワークのつもりだったのでしょうか。
腰の据わり方がとんでもなく長期戦の構えです。

1巻はリーの物語、2巻はランスとワースとの出会い。
3巻から5巻は旧教の迫害を中心にしたウィルとジョンの少年時代。
6巻はリバプールへ出奔し、ミルとの出会いと4人の集結。
第二部は、4名はロンドンを舞台に、いよいよシェイクスピアの
誕生?かと期待が膨らみます。

6巻を読み切ってしまいますと、このように俯瞰できる
のですが、途中では現在位置を見失いそうです。
連載中は読者はきつかったことでしょう。

基本的に娯楽作品というより裏伝記としての色合いが濃く、
作石氏の意気込みは理解できるのですが、小説に向いた
素材ではないでしょうか。


ナイスレビュー: 0

[投稿:2019-01-01 12:35:15] [修正:2019-01-01 12:35:15]

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