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7.8点(レビュー数:5人)

作者本宮ひろ志

巻数9巻 (完結)

連載誌スーパージャンプ:1986年~ / 集英社

更新時刻 2009-11-25 06:29:17

あらすじ 秦の始皇帝が国を制圧していた時代、後に国を動かす2人の若い男がいた。

備考 最初、週刊少年ジャンプで連載されていたが、後にスーパージャンプに移籍。しかし、そこでも打ち切られ、最後には大幅な描き足しなどがされた。

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この漫画のレビュー

10点 鈴森一さん

「項羽と劉邦」を漫画化した作品です。
項羽、劉邦はもちろん、韓信、鯨布、陳勝らの群像劇が、エネルギッシュに、テンポよく描かれています。

この漫画は、私が小学生の時に、少年ジャンプで連載されていました。
当時は小学生なので、よく理解できない内容が多々あり、大人の漫画という印象でした。
それでも、「おもしろい」と思って読むのを楽しみにしていました。
ただ、当時、私は毎週ジャンプを購入できる環境にはありませんでした。
気づいたら、赤龍王の連載は、いつのまにか終わっていたのです。

話の続きは、ずっと気になっていました。
そして、成人してから、改めて全巻を入手し、読み直しました。

読んでみて、おもしろさに圧倒されました。

あきらかに大人向きで、少年コミックの内容ではありません。

逆に言うと、大人の鑑賞に耐えうる作品です。
(それでいて、当時小学生の私の心も捉えていました。すごい・・・!)

今や入手困難な本ですが、ぜひ、多くの人に読んでもらいたいと思っています。

歴史に興味を持つきっかけにもなるので、学校の図書室に置いてほしいくらいです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2018-09-21 19:47:44] [修正:2018-09-21 19:47:44]

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