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7.4点(レビュー数:5人)

作者つのだじろう

原作梶原一騎

巻数12巻 (完結)

連載誌週刊少年マガジン:1971年~ / 講談社

更新時刻 2010-09-24 23:48:01

あらすじ 空手家・大山倍達の半生を描いた実話を基にした空手漫画。

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この漫画のレビュー

7点 そのばしのぎさん

原作の梶原一騎との確執のせいか、二部構成となっており、作画は第一部がつのだじろう、第二部は影丸譲也。
劇画調の影丸譲也の方が筋肉などの体つきは格闘漫画らしく、比較するとつのだ氏は少年漫画っぽさがあるのだが、反面第二部では地味になってしまった印象を受ける。エピソードの派手さもあり、つのだ氏の描く第一部の方が面白かった。

大山倍達の伝記という触れ込みだったが、実際にはかなりの部分がフィクションだったり、他の格闘家の逸話だったりするらしい。
しかしながら、ムエタイ、カポエラ、サファーデなど海外のさまざまな異種格闘技と対峙してみせたり、素手で熊や牛に挑戦する話は現実でのエピソードよりもむしろ、この漫画やアニメで心に刻みこんだ子供たちが多かったのではないだろうか。
格闘漫画の原点的な作品でもあると思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-30 18:49:20] [修正:2010-09-30 18:49:20]

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