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2.33点(レビュー数:3人)

作者幸宮チノ

巻数11巻 (完結)

連載誌月刊Gファンタジー:1997年~ / スクウェア・エニックス

更新時刻 2010-12-11 00:28:23

あらすじ グランバニア国の王子・王女であり双子であるテンとソラが、6年前に行方不明になった両親の行方の手がかりを得て、召し使いのサンチョや彼らの父親であるグランバニア王が仲間にしたモンスターたちとともに両親を探しに旅立つ。

備考 1997年当初の連載誌は『月刊少年ギャグ王』であったが、1999年の『ギャグ王』休刊に伴い、季刊誌であった『Gファンタジー増刊ステンシル』に移籍。しかし2000年には休刊、2001年に『月刊ステンシル』として復刊するまで約1年もの間連載は中断された。その『月刊ステンシル』も2003年で休刊し、『月刊Gファンタジー』に移籍、2004年に完結している。

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この漫画のレビュー

4点 がいさん

ドラクエファンの間で大人気だった
ドラクエ4コマ漫画劇場の作家による長編コミカライズです。

4コマでの作者は割と好きだったんですけど、この漫画に関していえば
ちょっとずれていた気がします。
最初のほのぼのとした雰囲気を貫いてくれたらまだよかったのですが
途中からの恋愛要素やシリアスすぎる空気がいまいちかみ合っていない気がしました。(エニックス系の雑誌を渡り歩いたという事情もあるようですね)

漫画のオリジナルキャラについても、
本家ドラクエ自体結構多彩なキャラが登場するので、
こういう言い方をすると視野が狭いと思われるかもしれませんが
少なくともドラクエ5の世界観には合っていなくて
別ゲームに出てきそうだなと思いました。


良いところは、この漫画を読むまでは
正直ビアンカがあまり好きではなかったのですが、
ドリスの回想シーンのビアンカを見て
いい意味でイメージを覆されました。
5主人公も優しさと誠実さに溢れた素敵な男性に描かれていてとてもよかったです。


また、この漫画のラストの5主人公とテン、ソラの対面シーンですが
ゲーム内ではあっさりとしていたのに対し、
漫画版では子供たちの「やっと会えた」という気持ちがひしひしと伝わり、
思わず涙しました。


そこはオススメしたいのですが、それ以外は難しいですね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-02-16 17:51:30] [修正:2011-02-16 17:51:30]

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