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5点(レビュー数:5人)

作者外薗昌也

巻数14巻 (完結)

連載誌月刊アフタヌーン:1997年~ / 講談社

更新時刻 2012-08-21 12:41:12

あらすじ ひとりが好きな少年がある日「23」という痣がある犬と出会うことで不可解な事件に巻き込まれていく。

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この漫画のレビュー

5点 Scroogeさん

舞台は現代日本。主人公は男子高校生フミキ。
フミキは不思議な犬23と出会う。フミキと23は友達になり心を通わせていく。
23は人語を解し角と触手で戦う犬神の一匹。
犬神は何のために世に現れたのか、社会はどうなるのか、そしてフミキは。
といった話し。ありていに言えば犬の寄生獣。

犬はよく描けている。
深い目に吸い込まれる感覚がしっかりと表現できている。
走ったり転がったりと表情豊かな様も美しい。

だが、それ以外はよく言って平均点。
ストーリーや人間のキャラ立て、犬神の設定などが全く興味をそそらない。
強いて言えば悪役の顔芸が面白いぐらい。

スプラッタ描写も派手だが、結局はフミキと23は死なない。
犬神だから無敵、犬神の友達だから無敵という理由で傷つくことがない。
結局は恐ろしさはなく絵ヅラが気持ち悪いだけ。

もう少しマンガとして頑張ってほしかった。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-08-16 14:17:17] [修正:2017-08-16 14:17:17]

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