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6.5点(レビュー数:2人)

作者佐藤正

巻数19巻 (完結)

連載誌週刊少年ジャンプ:1987年~ / 集英社

更新時刻 2011-05-23 13:13:35

あらすじ 国宝 憲一(ケンイチ)は幼い頃、父の不注意から川に流され、山で行方不明になってしまう。しかし、山に住む空手家に拾われたケンイチは野生児としてたくましく(?)成長する。そして本当の家族と街への憧れからケンイチは下山し、程なく本当の家族と再会する。だがしかしケンイチには都会の知識や常識がまるで無く、本人の人間離れした身体能力もあいまって、普通ではないトラブルに満ちた日常が繰り広げられるのであった。

舞台は東京都に存在するとされる架空の市、「是羽市」(これわし)。第一部の中学生編では「是羽市立第二中学校(是羽二中)」、それ以降は「是羽市立第二高等学校」が主な舞台である。

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この漫画のレビュー

6点 s-fateさん

 たぶん、下品、汚い、倫理観無用(確か回収騒ぎが起きたような)、目玉や脳みそが出るほどのツッコミ、宇宙人、ロボット、パクリなんでもありの超荒唐無稽、そして巻数が進むにつれ初期設定から乖離していくところも含め、長続きした古いタイプのギャグマンガはこれが最後じゃないかと思います。
 絵のほうは、奇面組を粗くしたようなタイプです。話のほうは、ギャグマンガとしてもやり過ぎな感じです。
 ただ、小林よしのりさんがギャグマンガを描く人たちを特攻隊みたいな表現で描いているのを見た記憶がありますが、後半の失速感も含め、まさにそんな感じです。ガムシャラに突っ走って玉砕しました的な。
 したがって、今から読むなら、やり過ぎ感を読んでみたい人向けですかね。今でも充分やり過ぎです。文庫版は修正入ってるらしいのでコミックスで読んだほうがいいかも。
 点数は、当時ですら明らかにまずいだろう的な領域まで踏み込んででもギャグマンガを続けたチャレンジャーぶりに6点。その後の作品は燃え尽きたのか瞬殺でしたしね・・・。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-06-10 02:57:10] [修正:2011-06-10 02:57:10]

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