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5.6点(レビュー数:20人)

作者しげの秀一

巻数48巻 (完結)

連載誌週刊ヤングマガジン:1995年~ / 講談社

更新時刻 2012-05-15 20:17:05

あらすじ 実家の藤原豆腐屋を手伝うために毎朝峠を走る藤原拓海は、いつしか最強の走り屋として成長していた。(実は、彼の父親が「伝説の走り屋」と言われており、拓海もその血を引き継いでいたのであった)毎回強敵とのバトルがくりひろげられ、現在もアニメ化や実写映画化されている。

備考 1998年と1999年にフジテレビ系列にてテレビアニメ化され、2001年には全国東映系で「頭文字D Third Stage−INITIAL D THE MOVIE−」が劇場版が公開された。

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この漫画のレビュー

8点 DEIMOSさん

誰が何と言おうと面白い!公道バトルを題材にした超有名作品。

天然ボケの天才・藤原拓海が公道バトルに目覚めていき、超絶テクと勝利を呼び込む強運によりハチロクという時代遅れのマシンで次々と強敵を倒していく、という王道中の王道のストーリー。
そして、高橋兄弟など、個性的なキャラクター。記憶に残るキレたセリフ。
よくネタ切れしないなぁ、と思えるほどの公道ならではの奇想天外なバトルの決着方法。

これらは一見、馬鹿げている。低俗なものに見える。
だからこそ本作品の評価を下げしめる人は多いだろう。
しかし、車を知らない人でも楽しめ、そして車を好きになってしまうほどの影響力を持った本作を正当に評価すれば、こういった「馬鹿さ」を真正面から描いたことは評価できる。
若さゆえ尖りたくなる心意気、それは万人の実体験として存在するシンパシーに相違ない。

42巻現在において、プロレーサーを倒すなど、強さがインフレし続けているので、今後どう終着させていくのかは不安ながらも興味深い。プロ転向というのはありきたりだが、それはそれでアリだ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-04-24 20:37:55] [修正:2011-04-24 20:37:55]

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