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6点(レビュー数:9人)

作者CLAMP

巻数12巻 (完結)

連載誌なかよし:1996年~ / 講談社

更新時刻 2009-11-25 06:29:43

あらすじ 木之本桜は、家族思いの元気な小学4年生。ある日、お父さんの書庫で手にした古い本から、封印の獣・ケルベロスを目覚めさせてしまう。彼は桜に魔法を授け、災いをもたらすクロウカードを集めるよう要請するが……。(CLAMP-NET.COMより)

備考 2000年に一旦完結したが、2016年に「クリアカード編」として連載再開された。

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この漫画のレビュー

9点 臼井健士さん

CLAMP作品中、絵の美しさでは「CLOVER」に次ぐ。

とにかく全編を通して「可愛らしい印象」の作品だが、少女漫画で幼年誌の「なかよし」連載だからこれは問題ない。同時期に「なかよし」で連載されていた他の作家の作品と比較すると、いかにCLAMPの漫画家としての実力が抜きん出ていたかが良く判る。他の漫画家はCLAMPの「引き立て役」でしかなかった。画力といい、画面の構成力といい、ストーリーといい、「大人」と「赤ちゃん」くらいの差があったと思う。
カードの枚数をアニメ版並に増やせば、もっと長く続けられたはずだが敢えてしなかったのだろう。
全体的に綺麗な描写で、登場人物も小学生らしくない。そういう意味に於いては「ファンタジー」と呼ぶに相応しいかもしれない。

細かいところですが、疑問が・・・・。
作中で1年が経過して、春が巡ってきているのに桜はなぜか「小学4年生」をもう1年やっているような気がするんですが・・・・。
進級してないように表示されているのは単に印刷ミスですか?クラス替えは無いようでしたが。

桜も初期と中盤以降とではキャラが微妙に違う。
連載当初は雪兎をからかう兄の桃矢を「殺す」なんて思っていた桜と後半の桜のキャラが一致しない。
小狼が桜を好きになる流れは自然だが、桜が小狼を好きになる流れは少々強引。小狼はどうして女の子とばっかり一緒にいるの?

最初の話と第2話くらいまでは桜がカードキャプターになるまでの話を丸々やって良かったはず。導入部が回想になるのは残念。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-01-07 00:08:53] [修正:2022-05-14 10:03:23]

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