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5.84点(レビュー数:19人)

作者高橋ツトム

巻数25巻 (完結)

連載誌週刊ヤングジャンプ:2005年~ / 集英社

更新時刻 2009-11-25 06:29:50

あらすじ ニッポンが「幕末」と呼ばれる少し前、動乱の世に放たれた二人の兄弟がいた。
兄は雪村翔太郎14歳、弟は源太郎10歳――たった二人で生きることを誓った幼き侍に、時代の混沌、修羅の世界が容赦なく降りかかる!

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この漫画のレビュー

6点 souldriverさん

相変わらず絵は抜群に上手い。アクションシーンのシンプルさやキャラクターの格好良さはかなりのインパクトあり。
話の展開に妥協がなく、主要人物がピンチのときに「どうせここで誰かが助けに入るんだろうなー」とか思ってたらほんとに死んじゃったり、先が読みにくいのも良い。この作者にしては珍しく思考回路が単純な人物が多いが、それが逆に修羅な雰囲気をよく引き出している。

ただ幕末という時代としてはちょっと現実離れしすぎた設定が多いのが気になる。3巻あたりまで読んだ時点では「無限の住人」のような架空世界が舞台なのかと思ってた。
またそれとは逆に新撰組や高杉晋作など、実在の人物の描写がステレオタイプで新鮮味に欠ける(魅力的ではある)。どうせ史実と絡ませるなら、もう少し思い切った改変をしてみても良かったのでは。

あと、百舌目立ちすぎ!(主に表紙と扉絵) でもかわいいから許す…。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-09-10 11:42:37] [修正:2007-09-10 11:42:37]

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