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6.25点(レビュー数:4人)

作者久正人

巻数15巻 (完結)

連載誌月刊コミックバンチ:2011年~ / 新潮社

更新時刻 2011-07-16 20:35:39

あらすじ ドラゴン、ゴブリン、イエティ、ネッシー、ガネーシャ、宇宙人... そんな世界中の「人ならざる者」をかき集め隔離した場所がある。そこはアメリカ51番目の州、「エリア51」と呼ばれている。表にいられなくなったワケありの人間、真鯉徳子、通称マッコイは、河童のキシローを助手としてリトルトーキョーの放棄された地下鉄駅にて探偵業を営んでいる。彼女はどうやら何者かを探しているようだが...!?

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この漫画のレビュー

7点 BuBuさん

まだ1巻だけなので、今後次第で面白くもつまらなくもなると思いますが。
差し詰め、1巻かけて導入編だったでしょうか。
この評価はあくまでも1巻までの評価です。

「人間でない」者をゴッソリ集めたアメリカ51番目の州「エリア51」が舞台。
主人公・真鯉徳子は正真正銘人間の女性であるものの、過去のイザコザからそんなエリア51で暮らす訳ありの人間。
探偵業を営む徳子の元には、日々化物や妖怪、神様やらと様々な依頼が。
助手のカッパ、そして愛銃と共にどんな事件もアクシデントも解決。
そんなお話。

この作品の一番の面白さはやはり、ネッシーや、ヴァンパイア、九十九神、アーサー王にサラマンダーなどなど、
UMAから神話上・伝説上の生物、妖怪に神様と何でもアリな舞台設定。
次の話ではどんな架空生物や伝説に纏わる話になるのか、と考えるだけで楽しくなりますね。
もちろん豪快な徳子の性格や、銃を使ったアクションシーンに、人外生物とのバトルも見どころ。

人間女性と人外男というコンビは、同作者の前作「ジャバウォッキー」と近い物があります。
広江礼威や平野耕太が好きな人は合いそうな作品。

久正人特有の、影を描くような絵は健在。
相変わらず素敵です。
1巻最後では、これからより面白くなりそうな終わり方だったので、
期待して次巻以降を待ちたいと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-07-27 00:48:24] [修正:2011-07-27 00:52:04]

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