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6.4点(レビュー数:5人)

作者福島聡

巻数4巻 (完結)

連載誌ハルタ:2010年~ / エンターブレイン

更新時刻 2011-08-06 01:28:03

あらすじ ゴミ捨て場に投棄されて、過去の記録(メモリー)が消滅してしまったロボットの星屑(ほしくず)。彼を拾った美少女ニーナはロボットの主人とならず、先生として、星屑を成長させることにした。(wikipediaより)

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この漫画のレビュー

6点 TTYYさん

なんとも独特な雰囲気のある作品でした
シュールな感じがありながらも、ほのぼのして心温まるような部分があったり哀愁漂う切なさもあったりと・・・

少し個性的な作風や作画というのもあって決して万人受けするような作品とは思えませんが
人によっては隠れた良作になり得る作品では無いかと思います
話は結構ブッ飛んでいますし、自分も手放しで面白いと他人に勧めれるかと言われたら躊躇してしまいますが
個人的には心にゆっくりと響いて来るような感覚があってとても良かったです



・作画やデザイン〇 癖が強いですがストーリーと相まって独特な雰囲気出してます

・キャラクター全般 描き方、掘り下げ方、キャラ同士の絡み、台詞や言い回し
これがこの作品で一番の肝になる部分だなと思います
この作品に対する好き嫌いもたぶんこの部分で分かれる気がします

単純に良いキャラだったとか可愛いとかシュールとかそう言った表面的な部分だけでは無く
言い回し方や表現、キャラ同士の絡みに深みがあって非常に良いです
含んだような台詞や抽象的に描いてくる部分も多いので
読み取るのが苦手な方やストレートな表現を好む方だとちょっとダメかもしれません

ただそういった部分が苦手でなければ
人間味に溢れるキャラクター像や展開がジンワリと伝わってくるような心に響く良さを味わえると思います
感覚に寄った部分なので明確に説明するのもちょっと難しいです


悪い点を挙げるなら

・ストーリーの超展開っぷり
たぶんこの作品を良いと感じた人にとってはそんなに重要な部分では無いと思いますが・・・
各展開での結末だけを見たらそこまで不満は無いと思いますし

ただ無理矢理な展開やぶっ飛んだ部分も多いんで細かい所気にしだすと正直突っ込み所は満載です(笑
この辺のストーリーをもう少し綺麗に繋げて纏めれたらより良い作品になったんじゃないかなとは思いました。


感覚に寄った曖昧な評価になってしまいましたが
本当この作品の良し悪しに関しては感覚次第な気しますね
不満と言う程の部分は有りませんでしたが
終盤に向けて作品全体通してもう少し上手く繋げて統括される物があったらなーとは思いましたので控えめに6点で

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-06-21 06:07:00] [修正:2015-06-21 06:07:00]

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