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5.25点(レビュー数:8人)

作者こうの史代

巻数2巻 (完結)

連載誌まんがタウン:1997年~ / 双葉社

更新時刻 2009-11-25 06:30:03

あらすじ 食堂で働いている女の子、キミと、小鳥のぴっぴらさん、さらにその周りを取り巻く人を書いたほんわかギャグマンガ。

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この漫画のレビュー

7点 ITSUKIさん

「ぴっぴらちょう」ではなく「ぴっぴらのーと」と読みます。
今のところ作者唯一の4コマ構成の作品です。
一巻と二巻でカバーデザインも分厚さも全く違うのが珍しい(文庫版は統一されてますが)

街中で偶然迷子のセキセイインコを拾ったキミ子ちゃんが、そのインコ(ぴっぴらさん)を飼うことになる事からはじまるギャグ4コマです。
インコ一羽飼うだけなのに、結構大変。ぴっぴらさんに振り回されます。
もちろん主役はぴっぴらさんであり、ぴっぴらさんの挙動がいちいち可愛いし、憎たらしいし、面白い。
町の人も多数登場し、特に小鳥屋のツナさんとのあわーい恋愛もシリアスになりすぎずにオチをつけるので、最後まで同じ雰囲気を保ったまま楽しめます。
ツナさんがイケメンじゃないボケキャラなのがまた良いw
しかし、全体通しての物語の起伏は少なめ。

こうのさんを知ったのは「夕凪の街 桜の国」からだったのですが、本来はこういったコメディ作品を主に描いてらっしゃる方なんですね。
トーンをほとんど使われない暖かみある画風は変わらずで、キャラの表情が個人的にとても好みです。良作。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-28 23:16:42] [修正:2010-02-28 23:16:42]

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