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6.5点(レビュー数:2人)

作者アミュー

巻数23巻 (連載中)

連載誌ジャンプスクエア:2012年~ / 集英社

更新時刻 2012-11-03 23:44:40

あらすじ 先輩が卒業して箏曲部ただ一人の部員になってしまった武蔵。四月になり新入部員の勧誘に励むのだが、部の存在自体を知らない人も居る状態。そんな彼の前に現れた、見るからに不良で箏とは縁の無さそうな新入生が入部したいと言い出して!?

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この漫画のレビュー

6点 taniさん

お琴なんて小学校の音楽の授業で少し学んだくらいで、この漫画を読んでいなければその事実も思い出すことなく生活していったと思います。

不良くんと気弱な部長を中心に進む話はへんに遠回りも近道もする事がなくて良かった。
小さいコマや何気ない会話が後々の話につながっていて、やっつけ感やあとづけ感がないようにも感じました。

初めてのお琴に当然苦戦し、ひたすら時間をかけて練習する。
だからといってうまくいくわけでもない。
でもそれがみんなを強くし、周りの人達にも強い影響を与えていく。
青春してます、みんなで。
ちょいちょい入るラブコメ要素もいい。
がっつりじゃなくて合間に入るのがいい。だってあくまで箏曲部のお話だもの。
でもお琴も恋も頑張れって応援したくなります。

不良主人公のちかを始め、それぞれが過去を背負い、いろんな思いを込めてお琴に向き合う姿は素直に素敵だと思いました。

途中から顧問の先生が無双し始めたのは漫画の展開的には有りだと自分を納得させました。笑


そしてなにより、お琴を演奏する場面の表現力が高い。
一人ひとりの、高校ごとの魅力を巧みに描写しています。
お琴のことが全く分からなくても「な、なんかすごいぞ!?」と思わされました。
お琴の基礎知識も親切丁寧で、作者様のお琴への愛がガンガン伝わってきます。


しかしここまで書いておいてなんですが正直、本当にお琴ってこんな描写する程すごいの?と疑っていたのも事実でした。
なのでyoutubeで作中の曲を聴いてみました。ごめんなさいと思いました。
お琴ってあんなに力強いんですね。響くんですね。それだけは素人の私でも分かりました。
曲を聴いて読むともっともっと楽しめますよ。
このまま順調に完結してくれますように、、

ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-02-23 07:37:59] [修正:2017-02-23 07:37:59]

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