ほしい漫画が見つかるサイト・漫画レビュー.comへようこそ

羊のうた
作者:冬目景

雑誌:月刊コミックバーズ

巻数:7巻(幻冬社)

あらすじ:羊の群れに紛れた狼はさみしい牙で己の身を裂く・・・ 高城一砂は幼い頃に母を亡くし、父親の元を離れ、父の友人である江田夫妻の元でごく普通の生活を送っていた。しかしある日、何かに導かれるようにかつて両親と暮らしていた家を訪れ、実の姉である高城千砂と再会する。 そこで一砂は父の死を告げられ、高城家の「病」の事を聞かされる。 その病とは吸血鬼のように発作的に他人の血が欲しくなり、理性をなくして他人を襲うという奇病であり、千砂自身もその病に冒されていた。この病は一砂にも発病する可能性があるが、男子は発病する確率が低い為、志砂により江田夫妻のもとに預けられていたのだという。 だが、既に一砂は発病していることを感じていた。一砂は再び千砂のもとに訪れ、そのことを打ち明ける。そんな一砂に千砂は発作止めの薬を渡す。しかし、一砂は発作を起こしても発作止めの薬を飲もうとしない。そんな一砂に千砂は自らの手首を切り血を与えようとする。 同じ病に苦しみ、自殺した父の面影を追い求め他人を遠ざけて生きる千砂と、大切な人たちを守るため他人を遠ざけようとする一砂。 やがて2人は寄り添うように2人暮らしを始める。

 レビュー一覧  

10点  :チョッパーさん 

冬目景先生の漫画は、独特な雰囲気を醸し出しています。 もうひとつの代表作であるイエスタデイをうたってもそうですが、ハマる人にとって
>>続きを読む
[ 2010-12-06 01:36:09]
7点  :limolimoさん 

現代の話でありながらノスタルジックな世界観で描かれていて絵も物語にマッチしていて綺麗だった。 重く暗い内容で全体を通して陰と陽でいえばあま
>>続きを読む
[ 2010-07-30 12:31:17]
8点  :プロペラーさん 

特にコメディっぽい部分も無く、終始真面目な内容に徹してますね。 一砂と千砂のお互いに対する思いの変化や、2人を取り巻く人々の苦悩は見ていて切
>>続きを読む
[ 2008-09-28 12:15:01]
もっとレビューを見る 
このページの上に戻る
[家]ホーム
 ランキング
 漫画を検索
[MAIL]お問い合わせ
漫画レビュー.com