国民クイズ
作者:加藤伸吉
雑誌:モーニング
巻数:4巻(講談社,太田出版)
あらすじ:日本国憲法 第12章 国民クイズ (国民クイズの地位)
第104条 「国民クイズは国権の最高機関であり、その決定は国権の最高意思、最高法規として、行政、立法、司法、その他あらゆるものに絶対、無制限に優先する。本憲法もその例外ではない。」
近未来、日本は民主主義を捨て、国民一人一人がクイズ番組での合格によって特権を勝ち取る異形の全体主義国家となっていた。「国民クイズ」という番組で勝利すれば、どんな願いも実現される、国民クイズ体制。リスクも大きく、高望みする者ほど優勝までの獲得ポイントは困難なものとなるし、敗者は財産没収やシベリアでの強制労働等、過酷な刑罰を課せられることに。
それでも参加者は自分の残りの人生すべてを賭けて、クイズに参加していく。そして今夜も「国民クイズ」が始まる。
レビュー一覧
7点
:とろっちさん
民主主義はもういらない あなたのための全体主義
国民クイズは、国政にあなたの意見を反映させる唯一の手段。
優勝者の望みは国策となり、
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[ 2010-06-07 21:00:21]
4点
:朔太さん
設定の面白さに引き込まれて、読んでみました。
ですが、魅力的な設定がいつまでも生きてこないんですね。
最終話まで読んでみて分かるのですが
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[ 2022-01-18 09:03:24]
8点
:yiconさん
参加者の一挙手一投足からCMの一本一本まで皮肉の嵐。読んでいると笑えてしまうのだけれど手放しでは笑えない。というか哂うことに背徳感が…
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[ 2011-08-16 06:36:25]
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