無能の人
作者:つげ義春
雑誌:COMICばく
巻数:1巻(日本文芸社)
あらすじ:主人公の助川助三は、かつてはそれなりに名の知れた漫画家であった。だが近年は仕事も減り、たまに執筆の依頼が入っても、自ら「芸術漫画家」を自称しているプライドがあるため、断り続けている貧乏な日々を送っている。妻のモモ子からは漫画を描けと時になじられるが、助川は全く描こうとはしない。そこで助川は漫画以外の新たな道を模索するが……。
レビュー一覧
8点
:まれらさん
ネタとしてはねじ式やゲンセンカンの方が有名かも知れない。映画化された点を除けば実に地味な作品。
作品終盤で語られる井月は、安政年間から明治半
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[ 2007-11-20 00:40:31]
7点
:ガクちゃんさん
貧乏、困窮、退屈、人生…
と繋げていくとあら不思議、現在の社会問題に通じるテーマが根底に流れている。
わびしさを表現する。日常の無為を表
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[ 2010-01-16 09:58:06]
8点
:Dr.Strangeloveさん
「ねじ式」で知られる不条理作家としてのつげとは違う、私小説作家としての一面が窺える。
かなりネガティブで地味な話。でもなんだか面白い。日本映
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[ 2007-11-09 15:33:36]
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