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ムチャチョ―ある少年の革命
作者:エマニュエル・ルパージュ

雑誌:海外作品

巻数:1巻(飛鳥新社)

あらすじ:1976年、ニカラグア。独裁者”タチート”ソモサとその軍隊がこの中米の小国を支配している。首都マナグアの良家の息子で若い修道士のガブリエルは、キリストや 聖者、”キリストの受難”など宗教画を描くのに長けており、その才能を見込まれ、山岳地帯の小さな村サン・フアンのルーベン神父のもとに送られる。最初は権力者の側近の裕福な家系ということで村人から疎まれていたガブリエルだが、次第に村人たちと深く係わり、彼らのことを知り、愛するようになる。そこに至るまでにはルーベンの励ましがあった。ルーベンはガブリエルに村人を血の通った肉体を持つ生身の男や女として描くことを勧めたのだ。「ものの表皮をめくる」ことにより、ガブリエルは徐々に農民を迫害する軍隊のことだけでなく、自分に重くのしかかる自身の欲望と官能をも発見することになる。彼にとっても村 人にとっても、抵抗の時が目覚めつつある革命とともにすぐそこまで来ていた……

 レビュー一覧  

8点  :booさん 

 1976年のニカラグア、アメリカの支援を受けつつ独裁を続けるソモサ政権への反発からFLSN(サンディニスタ民族解放戦線)のゲリラ活動が盛ん
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[ 2012-04-30 01:58:07]
10点  :Leonさん 

ニカラグア革命の動向とある修道士の成長を描いたBD。 修道士ガブリエルの成長、革命を通して描かれる人間の光と闇の部分、 同性愛といった様
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[ 2023-11-28 11:59:50]
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