うしおととら
作者:藤田和日郎
雑誌:週刊少年サンデー
レビュー全文
10点
:タコのすけさん
これぞ少年マンガ!というお手本のような漫画ではないでしょうか。
一話から最終決戦まで無駄な話がありません。
全ての話が最終決戦の伏線になっています。もちろん、後付けもありますが無駄なく綺麗につなげているので違和感は0です。
この作者さんは悲劇的な終わり方をする童話等が嫌いらしく、それはこの作品自体にも出ています。
無駄な死というものがないのです。
「死」というものは悲しいものですが、藤田先生は「救い」を作っているのです。
そのことで、ただ悲しいだけの死のシーンが少なくともそのキャラクターにとってはまた違うものになっています。
命というものを決して軽く扱っているマンガではありません。
子供が大人になる前に是非とも読ませたいマンガですね。
[ 2006-04-16 23:22:46]
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