クジラの子らは砂上に歌う
作者:梅田阿比
雑誌:ミステリーボニータ
レビュー全文
7点
:kikiさん
これは見事なハイファンタジー!
ものすごい独自な世界観を創り上げているわけではないのですが、泥のクジラと呼ばれる船で人口500人ぐらいで砂の海をさまよう主人公たち。自分たちの世界以外は謎に包まれていて…丁寧に絵とセリフなどで描かれた独自の風習なども説明くさくなく久々に読んでいて心地の良い(物語は戦闘が起きたり、短命だったりして明るくはないですが)ファンタジー物語。
映画の「ウォーター・ワールド」を思い起こしました。
自分たちの住む世界以外を知りたい島の子達、島の美しい風習、それを踏みにじる「心」がない外の世界の人達、まだ3巻までしか読んでないけどどんどん逼迫した状況になっていく泥のクジラの住人達。先が楽しみです。
[ 2015-02-11 15:44:25]
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