いばらの王
作者:岩原裕二
雑誌:コミックビーム
レビュー全文
7点
:ITSUKIさん
前半と後半で印象が結構変わりました。
序盤は正にパニック映画の様。
何時誰が死んでもおかしくないような緊張感、謎に包まれた人物などに読んでいてハラハラします。
絵も上手ですし、序盤は「B級映画の様なものを描いた良作」という印象で面白いです。
後半になると、奇病メドゥーサの正体や真の敵が明かになり、パニックアクションよりもSF風味が強くなります。
唐突なSF展開に若干戸惑い、最後の最後までは話にのめり込んで読めませんでした。
ちょっとメドゥーサの設定がわかりづらかったです。
伏線の張り方、長すぎない展開なんかは良いんですが。
でも最終的には「B級映画を目指して描いた結果ホントにB級映画らしくまとまっちゃった」という感じで少ーし残念でした。
[ 2010-10-26 23:42:07]
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