ママレード・ボーイ
作者:吉住渉
雑誌:りぼん
レビュー全文
7点
:鋼鉄くらげさん
少し昔の超有名少女漫画。
この作品を読むと、男性が描く恋愛漫画と、女性が描く恋愛漫画は、大きな違いを持っている事を強く感じさせます。
私が思うに男性のアプローチは平面図における二次元方向でのアプローチ。対して女性のアプローチは、空間図における三次元方向でのアプローチ。つまり、男性よりもずっと複雑で、ずっと変化に富んでいる。そう感じる訳です。
まぁ、一つの作品を見ただけで全ての少女漫画の真髄を見たような気になってはいけないと思いますが、男性から見た少女漫画というのは、非常に感情表現の機微が細かい。そしてあまりに繊細。
だからこそ、世の男性達が「女心を分かってない」と言われるのは、こういう事なんだろうな、と感心させられる作品でした。
[ 2009-01-07 20:21:26]
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