背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜
作者:横田卓馬
雑誌:週刊少年ジャンプ
レビュー全文
8点
:gundam22vさん
競技ダンスという珍しい題材、全く凡人初心者の主人公とヒロイン、を扱いながら楽しんで読めたかなりの良作でした。次に来る漫画大賞、アニメにして欲しい作品などに選ばれたネット高評価には頷けるものがありました。分かりやすさ、熱さ、暖かさ、コミカルさなど河合克敏作品に通じて現代版にしたような作風でした。読み切り版よりも絵柄も格段に進化して親しみやすいです。
ただ、結果ではないスポーツを通しての成長、トップレベル競技者にも再確認させるものがある、など凡人主人公の活用が上手かったとは思うものの、最後の3巻は主人公脱落でほぼ踊っていないなど難しい部分も感じました。あと主人公とヒロインの恋愛面はもっと掘り下げて良かったかもしれない(将来的には鉄板でしょうが)。
少年ジャンプ連載としてはミスマッチもあったのか、駆け足で打ち切り気味ではという感じもありましたが、スタッフロールを交えたラストダンスを見た時の読後感は良くて余韻に浸れました。引き伸ばされずまとまって完結している点では今後アニメや実写などの原作になってもおかしくないのではと思います。
[ 2017-04-18 17:15:48]
gundam22vさんのページへ
この漫画のTOPへ
▲このページの上に戻る
[家]ホーム
ランキング
漫画を検索
[MAIL]お問い合わせ
漫画レビュー.com