BLAME!
作者:弐瓶勉
雑誌:月刊アフタヌーン
レビュー全文
8点
:Mサトゥーさん
「災厄」によって制御不能となり、無秩序に成長を続ける巨大な都市。もはや自分達を主人と認めない都市の中で様々な脅威に脅かされながら細々と暮らす人間。
主人公・霧亥は全てを貫く「重力子線射出装置」を手に、都市の制御を取り戻すための鍵となるネット端末遺伝子を探索する。
難解なストーリー、極端に少ない説明、ほとんどしゃべらず正体不明な主人公・・・最初は見事に置いてきぼりを食らいます。
でも面白い!一度読んだら目が離せなくなります。もう、独特な世界観にどっぷり浸かってしまえます。読めば読むほど面白い作品です。
圧倒的に巨大な建造物
都市で生きる、または生きた人間達の痕跡
無機質な質感の、不思議で魅力的な登場人物
グロく、そして印象的なクリーチャー達
…SF好きにはたまりません。
好き嫌いがはっきり分かれると思いますが、未読の方はぜひ1度手にとってほしいです。無二の存在感がある作品です。
読んだ友人と設定等について語り合うとより楽しいです。
[ 2009-02-13 22:25:02]
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