BLAME!
作者:弐瓶勉
雑誌:月刊アフタヌーン
レビュー全文
8点
:gundam22vさん
無口主人公が巨大建造物を探索して、バケモノとバトル
する話。SF漫画ですが質的には最高峰だと思います。セリフが極端に少なく難解なのは事実ですが、作者の頭の中にはしっかりしたものがあるのだろうなというのは感じました。細かい部分はともかく大体は読み進めれば分かって来ます。これの前日談の「ノイズ」と合わせて読めばそれなりの理解は出来ると思います。
特に画力の高さ、センスが素晴らしいです。一枚絵で巨大建造物を描くシーンはスケールの大きさに引き込まれます。バケモノは本当に不気味ですし、その戦いもビームが建造物を貫通しまくるなどスケールとセンスがあります。セリフが少ないからこそ話のテンポは良くて全10巻ですが、体感はもっと短く読めるのも長所です。ストーリーも一見淡々としている割になかなか先が読めずに(何度も死ぬヒロインなど)続きが気になり熱中度がありました。
欠点としては時々絵的に何やっているのか分かりにくいところですね。世界観の理解よりもそちらが個人的には気になりました。漫画好きとして一見の価値があるだけの作品だと思います。
[ 2014-12-12 19:33:38]
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